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月マガ201110感想

ようやくネタバレ感想書けた。今回は完全に燃えのターン!そして憶測まみれ!


冒頭6ページ!冒頭6ページに燃え!
主人公がいないところでも、その世界の人が日常をより良く生きている事で話が紡がれていて、特に巡査さんがなんでもないように「この地区は担当でないと迷いますよ」とか警部に「『おまわりさん』でしたよ」と言ったりするところ、でも基本的には気楽に巡査やってるあたりがたまりません。素敵!あと警部殿の懊悩がその言葉で少し救われたり、
でも読者はその先を既に知ってるから絶望も同時に味わったりな!
酷いや岩永先生!流石!めまいがしそうなほど複雑に編み込まれたこの「有事」の時系列とそれをわかりやすく効果的に描きだす構成力に惚れぼれです。まったく、どうやって考えているんだろうか……。

以下思いついた事をざっと書き。

・戦車は全て地下水路から現れている?うーん、地下難民がいなくなったのは、そういう意味では銀の車輪側にとっても好都合だった?麻薬で資金を得られるかつ麻薬投与の情報が得られるならそれで良し、人がいなくなれば通路として使える……?通常は地下水路はどこ管轄なんだろう。水道局は民間だったから、ミヨン死後はもしかして管理者不在(とか、管理不徹底)なのかなあ。水道なんてインフラ、普通なら国の機関が召し上げそうなもんだ。そもそも民営だったのもビックリした。

・オレルド&マーチスお久しぶり!救急活動に加わるのはこの後?

・コマの通し番号はGr.9まであるけど、塔の中の蠍の人曰く「グラフィアス8輌」なので、そうでない1台があるのかな?通信で番号が呼ばれていないのは1と8と、最初に市街地に現れた9。でもGrと書いてグラフィアスとルビも振ってあるし……ちょっと良く分からない。

・対して聖鎧鉄甲騎士団は7隊=7輌??もう少し多くても良い気がする。電信室では既に五輌の撃破が報告されてるぽい(「お館様」含む?)。ハーシュハイザーさんは未確定ながら、彼の名乗りの直後に五輌目の報告だからなー。

・そしてその一課の電信部屋。毒(シャウラ)の仕事は一課の電信線へのただ乗りと盗聴?毒と名乗るくらいだから、誤情報を混ぜたりもしてないかしら?随分前から出てきてた電信部屋の彼女らは、通信士官という職種なのね(職名は前から出てたかも)。

・儀典局の被害に関しては総スルーの情報部。そりゃそうですよねー。儀典局は執拗に軍を排除してきたツケを、ここで払いまくり。

・部下の命を惜しむつもりはないが無駄死にもさせない(意訳)というコネリー少佐に燃え。

・ジャガーノートは下手に晒したり情報を渡すよりはと自爆の措置。うわーん。確かに鹵獲されるよりはいいのかもしんないけど。

・戦場の「工夫」のくだりにハンクスが描かれたのは、やはりそういう工夫をしてきた人、戦線をしのいできた人だからなのかな。あ、情報部作戦会議は解散したあとで、結局部長と三課の関係性は何も描かれずじまいでぐぬぬ。気になる……。

・ラスト、ガーシム大佐がここで出てくるという事は、ガーシム大佐に蠍を倒させて英雄にする?のが最終目標……?JACKの把握していた計画と、ビロゥズの考えた作戦には、もう相当な隔たりがあるみたいだからなー。
JACKは帝国が「計画」後も持ちこたえられるだろうと予測し、ビロゥズはそれに対して生ぬるい「せめて」薄氷割りを早めるくらい言えんのかと評した。ってことはビロゥズの考えた作戦は、薄氷割りを早める以上のこと、つまりもう割っちゃえ!ってことー?

来月が待ち遠しい限りです。あとサイドストーリーの続報待ち……。
雑誌感想 | コメント:(0) | 2011/09/08 01:04
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