2ntブログ

月マガ201112感想

ネタバレ感想ですよー。いつにも増して根拠に乏しい予測ばかり。


う、うわーん警部さん無理っぽい……止めてその死亡フラグっぽいの!へし折って!
渡した人の顔を、見回り中にどこかで見かけたことがあったのかな。もしかしたら、今までのモブの中に描いてあったかも?

この書類が「キズ」になるのだとしたら、いったいどう動くことになるのか。普通に伍長のところには行かない……よなあ。一般の人が「陸軍情報部」と言われて「誰」に渡すだろう?救助活動中の准尉ズとか?そして、「どこ」に行く?本当にランデルの所に行っても役には立たないし、そこに行くまでに誰かの手に渡る?ハンクス>部長>一課&一部はガーシム隊で殲滅の情報に使われる、とか……?多分軍が動く権利を得てから後に情報源となる……のかなあ。

そろそろ主人公動いてほしいなー、と思っていたら超お久しぶりのアリス登場でわーい!とは言っても居合わせたバートンさんと戦災シンポ会議場の状態確認。動いてほしいとはいえ、危ないか?最低でも継承器は持っているから、丸腰ではないけど……ここからどういう行動になるかな……。

メイン会議場ではビロゥズに煽られたコルトゥ博士先導の「真の技術交換会」が開催。……これも目的の一つ、かな。「銀の車輪製でない帝国のライバル」を濫立させるつもりかしら。非公式に技術が漏れ始め、帝国を凌駕する技術力を持つのが銀の車輪だけではなくなる、と。えーーこれ帝国積んでるんじゃなーい??(合同会議編に入って何回思ったことやら)
ビロゥズはコルトゥさんがJACKに拉致られてたらどうするつもりだったのか。煽動役に別の人を立ててたのかしらん。コルトゥを煽ることで、煽動者にできるし拉致もある程度防げると思ったのかなー。

そしてアポも取らず、部長のもとへ蒼華聖剣隊長を伴って乗り込んでくるギルマン。儀典局全体が結構な窮地にいるはずだけど、まだそんなに態度でかいのー!?

隊長さんはハーケンマイヤーさんより強いだけあって、軍部の人(保安課?)を蹴散らす実力がある模様。ちゃんと?素手や剣を鞘に入れたままの殴打で強行してるし、良かった……か?刃でなくとも、当たり所悪かったらマズいことになりそうだけどなー。頭殴ってるぽいし。
妄想も良いとこだが、この人が最悪暴力に訴えようとした時、部長が自力でどうにかする……と見せかけてお付きの子がちっさい護身用の銃かなんかでそれを制したりしたら素敵だと思うの。

さておき、この強行訪問は、儀典局の焦りの表れでもある。
軍が奪った(儀典局からすると奪われた)「外国人の生命や名誉の危機から保護する権限」が、まさに成立しているのに使われてないから「何故」になるのは分かる。
しかしこの権限はギルマンがかつて思ったように「外国人が生命や名誉の危機にあると軍が把握しなければ」使えず、かつ「公式には軍は一切の活動をしていない」(一課の諜報活動も!)……。実は軍は動けるわけがない、のか!

相手の言い出した手出し無用を遵守したまま事態を見守ることで、向こうから来させ(ここまで成功)、おそらく最大限軍部に有利な形を作りつつ助力を請わせるつもり……なのかな。ここからのギルマンvs部長はなかなか楽しいことになりそうだ。部長の13巻表紙みたいな笑みが見たいぞ、っと。

ちょっとパトレイバーの内海課長の言葉を思い出した。「頭はこちらが有利になった時に下げるもんだ」だっけ。

ラスト。まさかのロゼッタさんフォーカス。婦長さんも含め熱血系看護婦のみんなが格好いい!できれば……間に合うようなら……警部さん含め助けて欲しいし、もっと言うと看護婦さんから犠牲が出ないといいな……。パンシザ世界には赤十字的な約束事はないのか……あっても、婦長さんの言うとおり蠍は無差別テロリストだから関係ないか。

この時間軸ってランデルはまだ戦っている最中で、病院にかつぎ込まれてもない状態かな。んんん、本当にもう、入り組みっぷりが半端ないわー。

今回は萌えな面は特になし(「さすが部長」は燃えの方)。外伝で十二分にハッスルできたので全く問題ございません。

--

事態はどんどん動きつつあるけれど、ここ最近の本編は読めば読むほどに飢餓感が高まる。毎回今すぐ来月になれー!と思ってしまうくらいに。

主人公があまり動いてないからかな……。でも二人が動き出したら全部解決!みたいな単純な話ではなくなっているので、じりじりしつつ先を楽しみに待つしかない。待つのは辛いが、ここ一年は月初めの発売日が楽しみでもある。話の順番がどんなふうに組み替えられるのか、単行本発売も待ち遠しい限り!
雑誌感想 | コメント:(0) | 2011/11/04 23:53
コメント:

管理者のみに表示