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月マガ201308感想その3

そういえば、週末に上京したのでとらのあなで特典付き新刊を買い求めたよ!まだシュリンクかかってるから、もうこれこのまま保存用に移行しようかな……。描き下ろしカードは隙間から抜けるし。んんん。

感想記事ラストは、内容的に鬱々としているので、ご容赦。
……うわあああとうとう本編で着ちゃった憲兵特佐ー!
格好としては完全に萌えの方向。
手袋ロングコート軍帽手袋ロングコート軍帽とつぶやきながら落書き……が完成していないけど、諸事情によりしばらく上げられそうにない。

その前のアリスとのやり取りも相まって、実はここから以降は完全に暗澹たる感想になっているので、鬱々とした気分になりたい人だけどうぞ!





OK?

戦災か……と思いながらかつての服を身にまとったハンクス大尉の心中を慮る。
……あ、のっけから脱線すると、ふつうにロッカーらしきところに保管していたようなのにちょっとビックリ。ま、別にわざわざ捨てるもんでもないか。
八つ裂きハンクスをやっていたのって、どれくらいまでなのかな。アリスは停戦時に士官学校を卒業したのだから、その前後くらい……?あれっ、良く考えたら、三課が三課として活動しているのって、最大でも三年程度?……んんん。

正確な答えの出なそうな疑問はさておき、蠍たちを被災者とするのであれば、例えば外伝で語られたハンクス大尉を襲撃した人たちもある意味被災者ではないのか(逆恨みの時もあるかもしれないが)。ではその襲撃の原因となった、彼が戦中に行った(であろう)残虐行為は、戦災そのものなのか?そして、冬虫夏草という逃げ場すらないその行為の責任は、誰がどうとるのか!

そもそも本当に戦中のその行為は必要なものだったのか。ハンクスに当時その役割につく以外の選択肢はあったのか、殺しすぎたとコネリー少佐は言ったが、じゃあ何人までだったら適正だというのか、それを誰が判断するのか(コネリーからは「軍の意図どおりなら適正」という答えが返ってきそうな気がする)。
「何人助けたら合格だ?」というかつてのオレルドの疑問と、形として似ていて方向性としては正反対だ。

「軍の意図どおりなら適正」とすれば……いっそ、三課の戦災復興を機能だと言い切ったアリスのように、残虐行為も「当時の軍の機能として行ったこと」と割り切れれば楽だろうと思うし、ある程度までは割り切っていそうな気もする。
でも「何故停戦後三年経っても銃声が聞こえるんだ」と思うハンクスにとって、きっと全部が全部割り切れることではないんだろうな……。

……と鬱々。途中だいぶ仮定を混ぜ込み過ぎて散漫になった。いつものことながら!
ぐだぐだ書いたが、ハンクス大尉が、この混乱の中で戦時の責任を取らされるような目に遭いませんように、と祈るばかり。

私は、どうやらかなり悲観主義なので、外れているといいなーと思いつつも、防衛的な悪い予想ばかりを逞しくしてしまうので、どうにか方向転換したいな~……。

憲兵特佐の格好がどういう機能を果たすのか。
最初は不法行為をしている蠍に対して、当時の役割を連想させる圧力をかけるため(部長の意図はその辺?)かと思っていたけど、元から悪党をやりに来て死亡上等の蠍には、あまり効かないような気もしてきた。

むしろ「不法行為をした人間でも、今生きて戦災復興をしているのだ」というように、死に向かう蠍を説得する……とかだと、後々希望が持てていいな、なんてことを思った。私の精神衛生上もな!

パンシザ全然関係ないけど「反省させると犯罪者になります」っていう新書がちょっと気になっている。機会があったら読みたい。

長い割に内容がしょっぱいっていうか……重たくなった……すみません。
雑誌感想 | コメント:(0) | 2013/07/10 09:55
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