2ntブログ

月マガ201510感想本編

先月号の感想イマイチ書ききれていないが、今月の内容がもう超盛りだくさんなもんで、ひとまず今月号の本編と外伝感想を分けて書く。先月分は後で書きたせるようならそうするけどちょい難しいかな。
本編は21頁、外伝39頁掲載。合計60ページ!まずは本編から。


先代のケルビム、というある程度その存在を予想していた言葉と、一緒にいる予想もしていなかった幼いころの部長!!!
わーしかも行動がめちゃかわい~!髪の毛があるってことは、現在の風貌になったのは後天的で確定、いやしかしそれはどのタイミングでどのようにしてなったのか気になる、と思いつつ、無線技術の進捗がどんな感じなのかが少し気になるところ。

<さっそく妄想>
部長が幼いころ(10代前半?)にはもうアンテナとヘッドホンで音が聞けて……ああでもカウプランだから、無線と有線の通信技術が「同時」かもしれないのか。有線の方が「分かりやすかった」し、無線は傍受されない技術、暗号とかと一緒に育てないと意味がないから、時間がかかっているのかもしれない。

とはいえ、先代と部長のどちらが情報部を設立したのか、で言えば多分今の部長……?かな。情報部は歴史が浅いという話だし。
けれど無線通信の技術自体は部長が幼いころからあった、というあたりに何ともこう、微妙な齟齬があるような、ないような……??

カウプランが無線技術に熱心に取り掛かる時間があったら即実現するだろう、ただし軍の情報伝達手段としての運用は考えられないから、それを部長が「ケルビム」を後継し、かつカウプラン失踪の後にやっている……って感じかな……。

カウプランが「失踪した」のが、案外作中で古い時点だったのかも?停戦は3年後だけど、10年~5年前?
あ、ていうか、901の情報収集の時に無線を使うつもりだったはずだから、カウプランが完成を見ずに失踪した、のは確定か。

先代とカウプランは、おそらくある程度良い関係にあって、20年前くらい?に無線技術の基礎実験は見られた。今回描かれたのがそれ。
有線は一般化しやすいから先に世に出て、その後カウプランが失踪し、無線技術はいったんお蔵入り、部長が成人して「ケルビム」になって、無線技術運用総体を慎重に扱いつつ戦場への転用試験が開始、今に至る……うーん?

20年前、は部長の年齢を高く見積もりすぎかなあ……でも、今回の幼い部長をローティーンとみて、現在は若くても多分20代後半?と考えると、最低十数年は経過しているんじゃないかという気がしている。
その間に「無線通信技術が放っておかれた」期間もあった……んじゃないかなあ……。

先代のケルビムだって、この技術がどういうものかわかっていただろうと思いたいし。んんん。
とはいえその他にわからないことの方が多い感じなのでここで止め。
</妄想>

有線無線で妄想しすぎや。と書きつつ、同系統の今回のテロルの後始末について。

来る査察の時に、蠍の毒がやっている有線乗っ取りを軍がやればいいんじゃないかしら?視察-情報部-各国、と繋がる線のうち、視察-情報部の間に一箇所中継をかませば、報告を捏造し放題じゃ……??だってほら、無線技術の方はまだおおっぴらになっていないし……。有線通信の線のすべてに西方諸国の見張りなんてつかないだろうし……んーでも環境音が消えるとか、視察が捏造防止に符牒仕込むとか、視察の声が特徴的だと駄目かなあ……あ、ていうか査察の人に直接聞かれたら齟齬がバレるから、帰り道に不幸な事故に遭ってもらわないといけなくなって、ダメだこりゃ!

有線無線以外には、やはり「ケルビム」の代替わりが気になるところで、先代は引退したのか、引退するとしたらどういうタイミングでどのようにするのか、部長のケロイド状の顔はいつ・何故そうなったのか、幼い部長の年齢とシューリット補佐官が何となく重なり、二人の関係性も似通って見えて、次に代替わりするのは彼にかしら、でも「補佐官」は彼独自の職であるようだし、どうなることやら。
細かいとこでは、「ジャガーノート」のイメージ図がキモ格好良い。目がいっぱい……。

戦車戦ではこれまであまりなかった蠍の余裕ない感じが堪能できてひゃっはー!
ピーコックの、ミハエルさん以外の7人も顔が登場。全員なんとなし余裕がある風で格好良い。
戦車戦の模擬戦(紅白戦)って、ペイント弾とか使ったりするのかなー。まさか実弾は使えないだろうし。

「学芸会」的な、タイミングを即伝える手法も楽しいし、いやもう今号いろんなところが楽しすぎるでしょう……。

そして最後にアインシュス・ゲヴェーア、2巻の!表紙で伍長が構えているやつ!!!お前が使うんかーい!
センティピードもそうだったけど……2巻から……。毎回毎回岩永先生の伏線にぶちのめされてノックダウンだよそう言えばうちのサイト名は「ノックダウン」から始まっていたよ最近サイト更新してないな!

さておき、この対戦車ライフルはどういうルートでここにきたんだろう。
2巻の表紙時点ではわからなかったけれど、その後に901の「少尉」が語った901の戦闘姿勢、カウプランの運用目的である「直に殺す環境」からはかけ離れているから、「そもそもあるのかどうか」が謎だったし、あっても伍長が使うことはないのでは、と思ったがこう来るとは……。

多分軍側が後付けで持たせようとした……?のかな?
901は各人がフルカスタマイズ人間で、軍は別にそこまではどうとも思っていなくて、ただこの「対戦車ライフル」は、貴族のプライド的には平民に知られるとまずいものではないのかしら。いったいどういうルートで銀シャリに流れたんだ……。

……あ、なんか脚の接続手術がされているみたいで、それ自体は喜ばしいことだけど、伍長はしばらく動かなくていいと思うよ本当に!つか動くとまた取れるとかそういう理屈でひとつ、戦車戦が終わるまで寝ていただきたい!

来月がたいへん楽しみ。
雑誌感想 | コメント:(0) | 2015/09/09 01:14
コメント:

管理者のみに表示