月マガ201606感想
ほあーーー今月は16ページ掲載ーー~~……。
冒頭の「ほあー」は、ただ形にならない感想が雄叫びとして出たもので、それ以上でも以下でもない。
通常アカウントで書いたことの再掲。
雑誌派になった理由のひとつに、話の重たさがバラけるかな、という思惑があったんだが最近毎回面白さの殺傷力が上がってきていて、月刊ですら少し重たく感じてきている。
岩永先生のマンガぢからが青天井でっょぃ。
重いと言っても悪い意味ではない。これまでの積み重ねが加速度的に乗っかってきているのだからある意味で当然とはいえ、成層圏を突き抜けるために必要なGを今受けているような、そんな感覚。
アホな妄想だけど、週刊4ページ掲載になれば、一日数コマ見れば「重くなくなる」のかというとそれは絶対違うわけで、マンガって……不思議だな……。
閑話休題。
冒頭は蠍達の思惑とテロの実感の話。
蠍の本質は帝国への恨み、劣等感の寄せ集めであり(なにせビロゥズが集めたものだし)、殴っている間にこそ、その憤懣の解消が実感される。
「死後に約束されたテロの成功、経済制裁という形のない手で帝国を殴ること」は蠍に所属する個々人を満足させるには足りない……更には、ジュバがその部分をわかっていて最後に「王冠」からの砲撃を持って攻撃し続けていることを最後まで実感させようとしている……ううむむむ。
その話の背景にようやく描かれた王冠。デカいな!?ほとんど建築物というか、砲門付きの移動可能な(可能なんだろうか?)要塞っぽい。それがどこを向いて砲撃するのか、は今まで考えたことがなかったし、ジュバがどこにいるのか、とは考えていて、「どこにあるのか」にはイマイチ考えがおよんでいなかった……。
あと、「どこ」に向けて撃ったら効果的なのか。塔では、ない……よなー外交官がいるんだから。
皇帝がいる宮殿とか……なんなら、情報部に向けてというのはありなのかどうなのか。
嫌がらせなら避難所とか……?うううんんん。二門あるから二か所に撃てるのだろうか。うぐぐ。判断材料があまりない。
日没が近いし、今まで使われていたグラフィアスは倒した(と情報部は考えているだろう)から、王冠は情報部からノーマークのまま、ピーコック部隊は一度帰投する……だろう。自爆までの時間がない中で不確定要素の伍長と戦うことは、良しとしない、と思いたい。
まだお預けだけれど、少尉の名乗りのタイミングでこういうことがあっていて……名乗りを受けてのスナブノーズ大尉の独白とその背景にあったことが本当にこうボディに来て、あの、3コマで済ますの?これを!!???
コマの背景にさあ、「Happy birthday (血で見えない)&Daddy」ってあってさあ!息子か、奥さんと、自分の誕生日が近かったから、一緒に祝おうとしてたんだよなこれ……ケーキと花束ほんと辛い……。
クレイモアワンの思惑としては、おそらく塔突入までにはシャウラの本拠地を見つけられるはず……だったのかな。
(一課は地下水路を辿って、電信の路線を探す別働隊があったはずだし)そこで陽動の放送、か。
そうではなく、少尉が交渉したことで、蠍の「攻撃したい欲」が起きた。
レサトを少尉がいるところに向かわせ、放送をそのままにして、打倒す気でいる、ようだけど、まあ……その襲撃が本当に一方的に終わるようなことは、きっとないだろう。
どちらかというとその後の方が心配だ……。
名乗った少尉もだし「生け捕りにしている」蠍がハンクス大尉の元にいるし……。
来月が……ってもう月の半分以上すぎているけど……楽しみ……。
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