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月マガ201707感想

っふぉーい!



「父さん」との対話。いきなりNTR属性の話とかすげえな!!ケイトさんいろんなことを教えてそうだなー。なー!

ツカミはともかくとして……とはいえツカミにもちゃんと「否定しない」とフォローが入るとこがきめ細かい……ランデルの父が語る愛のかたち。思いやりは大切で、しかし一人一人は違う存在であり、理解を得られない部分もあるからこそ、自分だけの愛の形がそこにはあり、それは否定されるべきではない。愛はアイデンティティにもなりえる。

父さんのノロケ、と一言で言ってしまったっていいけれど、この対話こそが、ランデルを救ったのではないか。
この対話があったから、たとえ利己的な思いだとしても、ランデル自身がそれを愛だと思えたのではないか。

ランデルが言い換えた父さんの言葉……前にも父さんの言葉はランデルを通してアリスに伝わった。
あのときのように、ランデル自身の言葉でもある言葉が、さらに男性陣に影響を与えていくところがすごく良い……特にロジャーさんが二回繰り返しちゃうとこいいよな!

あとさあ!?一コマでさらっと書かれたけどマーウィン小隊の三人よ!なんなのそのしれっと入った三角関係?えっちょ……え~……!?ラーンの抜けた顔が無性に腹立つ。あと少隊長どこ行った……。あいつの反応もだいぶ気になるところ。

同じく一コマ描かれたペリオさんには、本当にご愁傷様です……。

そしてこっちは別に可哀想じゃないな~レオさん……まー、彼はアリスの「壊れそうな声」や「母をなくした後、初めての涙」を感じ取れてないんで「少尉にとって伍長が唯一であるかどうか」がわからず、今までの態度を崩さないってことなんだろう。
その点ではやや哀れでもある。

舞踏会で「そういうやつがいる」とか、それが放送の彼だ、くらいまでは気づいている……か?けれど、ランデル側からの一方通行だって思えてるのかしら。

読者から見ると、少尉から伍長への思いも、ある程度以上あると確信できるけれど、「じゃあ少尉がそれを自分で認めて、表にも出すのかどうか」はまだわからない……かなあ……近しい人々には明白に漏れてる、んだけど。

アリスは……これは私の希望的観測ではあるんだけれど……もうポストであろうとはしないんじゃないかな、なんて思うので……むしろレオニールこそ倒れろよ、くらいは思っている。なんせ彼は「アリスのそのまま全部が好き」なわけではないからな~。

今まで見た限りでは、レオニールにとって都合の良い存在としてのアリス、が好きなだけ。それは今回語られた、相手のまるっとを全部好きであること、違いを認めたうえで愛することとは明白に違う。……と思う。

来月が楽しみ!
雑誌感想 | コメント:(0) | 2017/06/06 02:01
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